河津桜満開

 

 

近所に河津桜が何本か植えられている公園があり、毎年楽しみにしています。

夫に、今満開だよと教えてもらい、早速見に行きました。

ソメイヨシノよりは少し濃い目のピンク。

視界がこの色でいっぱいになると、心の中が柔らかく温かな気持ちで溢れます。

 

河津桜は大島桜と寒緋桜の自然交雑種と言われています。

大島桜は白い桜、寒緋桜は名前の通り濃いピンク色の暖地性の桜で、沖縄で咲く桜として有名です。

白と濃いピンクが交配すると、丁度絵具で二つの色を混ぜ合わせたような色になるのが面白いなと思います。

 

今日はちょっと河津桜の起源について調べてみました。

 

1955年2月のある日、飯田勝美さんという方が静岡県賀茂郡の河津川沿いで、冬枯れの雑草の中で芽吹いていた一本の桜の木を偶然見つけて持ち帰り、庭に植えたのが河津桜の起源ということです。飯田さんの屋号が「小峰」というので、はじめは「小峰桜」と呼ばれてました。その後の調査で新種の桜とわかり1974年に河津で生まれた桜ということから「河津桜」と命名され、その翌年河津町の木に指定されたのだそうです。

 

今日は少し大きめの写真にしてあります。

視界がピンク色でいっぱいになる感覚、体験していただけますように。

 

 

 

 

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