この間摘んだ草の中で、左端にあったこの雑草。
調べてみると、ホトケノザでした。
ホトケノザというと、春の七草の?!と思われる方も多いでしょう。
私も、一瞬あれ?!と思いました。
一月初旬に八百屋さんで売っている「春の七草セット」の中にはこんな葉っぱなかったぞ?!
春の七草のホトケノザは「コオニタビラコ(子鬼田平子)」というキク科の植物、
そして写真のホトケノザはシソ科の植物です。
コオニタビラコはロゼット状の葉っぱの様子からホトケノザと呼ばれたらしいのですが、
現在ではシソ科のほうにその名前が与えられ、標準和名となっているということでした。
名前の由来は、その言葉通り仏像が座る蓮華座(ハスの花をかたどった台座)に似ているから。
私の個人的な印象では、やはりシソ科のほうがより蓮華座の雰囲気に近いかなと思います。
上の写真では、蓮華座らしい感じがうまく撮れていないので、こちらのリンクをご覧になってみてください。
さて、このホトケノザですが学名を Lamium amplexicaule といいます。
これを見た時、なるほどと思いました。
ラミウムの園芸種は実はうちの裏庭に植わっていて、花の咲く様子はホトケノザにとてもよく似ています。
日当たりがよくないためか、ここ数年花をつけていないのですが、鎌倉のティールーム「Garage Blue Bell」では毎年春になると、玄関先に一面、黄色のラミウムが咲くので楽しみにしています。
コメントをお書きください